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ごめんね、うれしー…。 [うれしー]

ユキナ】´д`) 酷い飼い主、yukinaです…、こんばんは。

先ほど帰宅して、疲れて布団を敷くのも億劫だったので、
床に突っ伏して寝転んでいたら、嬉が興味津々の顔で近づいてきました。

嫌な予感がした時にはもう遅く、猫パンチが私の手を目掛けて飛んできました。
手は、丁度アゴのあたりにあって、嬉の爪は私の唇に引っかかり、切れて出血…。

あまりの痛さに、一瞬我を忘れてもう一方の手で、嬉を思いっきり払ってしまいました。

その力加減を忘れた私の手は、嬉のちいさく可愛い鼻にあたり、
嬉は、今までに聞いたことのないような濁った声で 「ギャッ」 と短く鳴きました。

その声に私は我に返り、慌てて嬉の顔を覗き込むと…。

嬉は 「プスッ、プスッ」 鼻をすすっていて、その小さな鼻からは、出血していました。

鼻血を出した嬉の顔を見て、私はパニックになってしまい、
「ウワァーーーー!!!!」と泣き叫びながら嬉の鼻をティッシュで押さえました。

可愛い小さな鼻から溢れる、真っ赤な血…

本当にごめんなさい、嬉・・・。


出血自体は2分と続かず、すぐに止まりました。

私は嬉に嫌われ、恐れられ、逃げられて当たり前なのに、
ボロボロと大粒の涙を流しながら「ごめんね、ごめんね」と謝り頭を撫でる私の顔を、
嬉はジッと見つめながら、その場に寝転んでくれました。

そして、今は落ち着いて、ストーブの前で寝ています。

 

嬉に怪我をさせた事もショックだったし、その原因が自分のこの手だという事。
自分を許さないし、悔やんで、謝って、それでまた嬉がすり寄ってきてくれたとしても、
私は一生、自分の心に「汚点」として残します。

猫は鼻の粘膜が薄くて弱く、出血しやすい事、そんな大事なことを知らなかった。
そんな事も知らずに、もっと自由に生きていけるかも知れなかったひとつの命を、
「猫を飼いたい」という、自己の欲求を満たす事だけの為に、
自分の家、それも留守がちの家に止めている。
そして、暗くなった部屋でずっと私の帰りを寝ながらではあるが待っていて、
カギを開けると、必ず玄関に一番近いドアの前で、鳴いている。

ドアを開けると、いの一番に私の手に顔や体をすり寄せて、思いっきり甘えてくれる。

言葉を発せられない嬉は、淋しいと思う事もあるだろうし、
たくさんの不満を抱いているに違いない。
だから、私(飼い主)は、そんなひとつの命の自由を奪い、支配することの引き換えに、
めいっぱい幸せに、その命を育む責任があるのだ。

それなのに、一時の感情で、私は嬉の顔を叩き、怪我をさせた。


愛玩動物と呼ばれる『ペット』達。

「愛玩」とは、大切にし、可愛がる事である。

決して、愛らしい玩具(おもちゃ)ではない。

その事を肝に銘じ、まだこの先長く続くであろう嬉との生活で、
もっともっと愛情を注ぎ、もっともっと尽くし続けようと思う。

今日のような事が、二度とないように…。

 

今日、嬉は一緒に寝てくれるだろうか…。


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コメント 4

たー助

嬉ーはyukinaさんのことがだいすきだと思います。 niceは嬉ーにあげてくださいにゃー (=^・^=)
by たー助 (2007-04-06 09:30) 

まいけるさん

付き合っていく以上こんなこともありますわな。
ましてや、人間とネコ。以心伝心と言うわけにはいかんでしょ?。
その後でタップリの愛情を注げばいいのでは?。
コレは事故。そう、事故なのだ!。
by まいけるさん (2007-04-06 13:38) 

torakki

長く付き合っていくからいろいろあるのはしょうがないです。
次から気をつければ大丈夫です。
そうやって猫も人間も成長してくのです。
嬉はわかってくれてるよ~^^
by torakki (2007-04-07 06:51) 

miraclebelive

いえ、yukinaさんは、とっても良い飼い主ですよ!
うれしーkにとっても、yukinaさんは優しい飼い主(お母さん?)だと思います。
だって、涙を流して謝罪をしてくれてるのですから。
こんなにうれしーkのことを、思ってくれているのですから。
そんな飼い主さん、そうそういないですよ~。
これからも永遠に、うれしーkとyukinaさんの心がつながっていますように―…
by miraclebelive (2007-04-07 11:39) 

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